爪のささくれを取ると腫れるのはなぜ?腫れの正体のひょう疽とは?
爪のささくれを取ると腫れるのはなぜなのか説明しています。爪のささくれを取るとばい菌が入り腫れますが、その腫れの正体はひょう疽といわれる皮膚病だそうです。また、ひょう疽は水仕事でなりやすいようですが、患部を清潔に保つことで自然に治るようです。しかし、炎症が酷く、痛みも強い場合は、皮膚科を受診しましょう。
爪のささくれを取るとばい菌が入る
爪の横や根元のささくれを取ると、そこからばい菌が侵入し、爪の周囲が赤く腫れて炎症を起こす場合があるそうです。また、そのまま放置した場合、症状が進行し、膿が溜まり、夜も寝れないほどに痛む場合があるそうです。
腫れの正体はひょう疽という皮膚病
爪のささくれを取ると爪周辺が赤く腫れるのは、ささくれの傷口から、ブドウ球菌などの細菌が侵入し感染する、「ひょう疽」という皮膚病にかかっているからだそうです。
そして、ひょう疽に感染してしまうと、患部が赤く貼れて、ズキズキ痛むことが特徴だそうです。普通は、軽い痛みやかゆみの軽い症状で、自然に治りますが、ささくれの傷口が大きく、炎症が酷い場合は、指を曲げられないほど痛みも強くなり、化膿してしまうそうです。
ひょう疽は水仕事でなりやすい
ひょう疽の細菌は、常に爪周辺が湿った状態のときに繁殖しやすいそうです。なので、水仕事の多い主婦や指をしゃぶる赤ちゃんなどに多くできやすいそうです。
また、ネイルの手入れで甘皮を切りすぎてしまうと、そこから細菌が侵入しやすく、ひょう疽になりやすいそうなので、ネイルの手入れは、根元の甘皮まで切ってしまわないように注意しましょう。
ひょう疽は患部を清潔に保つことで自然に治る
ひょう疽の治療は、幹部を清潔に保つことで、比較的はやく自然に治す事ができるそうです。しかし、なんの処置もせずに放置すると、炎症が酷くなり、膿が溜まって、痛みも増すばかりなので、このようなひょう疽が重症化した場合は、患部を切開して膿を出す必要があるそうです。
また、重症化してしまった場合は、自然に治ることは難しいので、早めに皮膚科を受診するようにしましょう。
まとめ
爪の周辺のささくれを取ると、腫れてしまう原因は、ささくれの傷口から、ブドウ球菌が侵入することで炎症を起こし、ひょう疽という皮膚病に感染してしまうからのようですね。
しかし、多くの場合はそのまま患部を清潔に保てば自然に治りますが、傷口が大きい場合は、炎症が酷くなり、指も曲げられないような激痛も伴うようになるので、日常生活にも支障が出てしまうようです。なので、重症化してしまった場合は、早めに皮膚科を受診しましょう。
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