手のしびれは病気の前兆の場合も?手根管症候群とはどんな病気なの?
手のしびれは病気の前兆なのか説明しています。まず、手のしびれは手根管症候群という病気の場合があるそうです。また、手を酷使することで手根管症候群が悪化するそうです。そして、手根管症候群の症状についても説明しています。最後に、手根管症候群の治療法について紹介しています。
手のしびれは手根管症候群の場合も
手根管症候群は、手のしびれの原因として、代表的な病気だそうです。また、手の神経は手首の手根管というトンネルのような部分を束になって通っていますが、この時にこのトンネルの中で神経が圧迫され、手のしびれが発生するそうです。
手を酷使することで手根管症候群が悪化する
手根管症候群は、手根管のトンネル部分が狭くなることで神経が圧迫されて手がしびれますが、何故このような症状が起こるのかは、はっきりとした原因は不明だそうです。
しかし、手根管症候群は女性に多いことから、妊娠や出産と関連して症状が出ることが多いため、女性ホルモンと関連性があると言われているそうです。
また、女性は特に家事や育児で手首を酷使することが多いため、この手根管症候群にかかりやすいと言われているそうです。
手根管症候群の症状は?
手根管症候群になると、手のしびれや手の筋肉がやせてしまうそうです。
手のしびれ
手のしびれは特に夜間や早朝に強くしびれるそうです。そしてこの手のしびれの特徴は、1.親指から中指までがしびれる、2.小指はしびれない、3.手のひらだけしびれて、手の甲はしびれない、といった特徴があるそうです。
手の親指の筋肉がやせる
手根管症候群の症状が進行すると、親指の付け根の筋肉がやせてくるそうです。また、指先でつまむんだり、ボタンをかけるなどの細かい動作が困難になるそうです。
そして、ここで注意することは、症状が進行しているにも関わらず、逆に手のしびれが軽くなったように感じることがあるそうです。これは、手のしびれを我慢することで、筋肉の萎縮が進行し、痛みを感じなくなることで起こるそうです。
そして、こうなると回復するのが困難になるため、病院で医師の診断が必要になるそうです。
手根管症候群の治療法は?
手根管症候群は、生活環境を改善することで、自覚症状を減らすことが可能だそうです。
手くびをサポータで固定する
手首をサポーターなどで固定して、曲げたり伸ばしたりする動作を制限することで、手首を安静な状態に保つことが大事だそうです。また、特に睡眠中などは、気付かずに手首を曲げてしまう場合があるので夜間は必ず固定する必要があるそうです。
鎮痛剤やビタミン剤を服用する
症状が強くて痛みが出る場合は、鎮痛剤やビタミン剤を服用することで、痛みを抑えることができるそうです。
手首の手根管にステロイド剤を注射する
手のしびれが強い場合は、手首の手根管に直接、ステロイド剤を注射する場合もあるそうです。しかし、手首の神経を誤って傷つける場合があるので、頻繁には行えないそうです。
整形外科で必要な場合も
日常生活が困難なほど、手首に痛みがある場合や親指の筋肉がやせて、神経の感覚が伝わり難くなってしまった場合は、整形外科で手術を受けた方が良いそうです。
まとめ
手のしびれの原因は手根管症候群という病気の可能性があるようですね。これは、手首の手根管というトンネルのような通路の中で神経が圧迫されることにより、手のしびれが発生するようですね。
また、手のしびれの特徴は、親指から中指にかけてしびれて、小指はしびれないという特徴がありますね。そして、親指の筋肉がやせてしまうのも手根管症候群の特徴のようですね。
手根管症候群の治療法は、一番簡単な方法として、サポータなどで手首を固定して、安静な状態を保つことが有効なようですね。そして、特に就寝時は、手首を気付かないうちに動かしてしまうため、サポーターで固定して眠るようにしましょう。
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