熱中症の症状で頭痛の治し方は?水よりもスポーツドリンクがいいの?
熱中症の症状で頭痛の治し方について説明しています。頭痛は、体温が上がり自律神経が乱れることで起こり、太い血管が通っている箇所を冷やすことが大事です。また、水よりもスポーツドリンクでミネラルを摂ると効率的に身体に吸収されます。そして、スポーツドリンクに含まれる、電解質やミネラルの働きについても説明しています。
体温が上がり自律神経が乱れる
熱中症の症状で頭痛がする場合は、体温が上がることで、脳の温度も上昇し、脳の血液が多く流れてしまい、血管が大きくなることから、自律神経をコントロールできなくなってしまうからだそうです。
太い血管が通っている箇所を冷やす
熱中症で頭痛の症状が出た場合は、屋外にいるときは、日陰などの風通しのいい場所に移動します。そして、横になり足を少し上げた状態にして、脇の下や首、太ももの内側などの太い血管が通っている箇所を濡れたタオルや保冷剤などで冷やしましょう。
水よりもスポーツドリンクでミネラルを摂る
熱中症の症状が出たら、水分補給をしますが、このとき水よりも、スポーツドリンクを飲んだ方が、電解質やミネラルが多く含まれているので、身体にすぐに吸収されるため、水分補給には最適だそうです。
電解質の役割は?
電解質は、ナトリウムやカリウムなどのイオン物質で、夏の暑さやスポーツなどで、大量に汗をかくことで、体外に排出されてしまうそうでうす。
そして、この電解質を補給するには、水分補給が必要ですが、水にはわずかしか電解質が入っていないため、簡単に効率よくイオン物質を補給するには、アクエリアスやポカリスエットなどのスポーツドリンクを飲むといいそうです。
ただし、スポーツドリンクには糖分が非常に多く含まれているため、血糖値が高い人は、飲みすぎには注意が必要だそうです。
ミネラルの役割は?
ミネラルには、人間の活動には不可欠の三大物質の、タンパク質、炭水化物、脂肪を分解するときに必要な酵素の働きを助ける大事な役割があるそうです。
そして、このミネラルが不足すると、前述の三大栄養素が分解されなくなり、生命活動が危険な状態になるそうです。
また、このミネラルは、人間や植物などは自分の体内で作ることができないため、水やスポーツドリンクから摂取しますが、ミネラルを多く含む、わかめなどの海産物からも摂取することができるそうです。
まとめ
熱中症の症状で頭痛がする場合は、屋外にいるときは、日陰などの風通しのいいところで、足を少し高く上げて横になり、とにかく体の太い血管が通っている、脇の下、首、太ももの内側を冷たいタオルや保冷剤で冷やすことが大事ですね。
そして、水分補給は水よりスポーツドリンクを飲むことで、身体に電解質とミネラルが素早く吸収されるので、夏の気温が高いときの外出時やスポーツをするときは、必ず持参するようにしましょう。
管理人も高齢の母がいますが、高齢者は気温の変化に鈍感で、真夏に室内が暑くても、エアコンの冷房を入れない人が多いので、家族で気をつける必要がありますね。
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