インフルエンザの症状の初期とは?予防接種の副作用には注意が必要?
インフルエンザの症状の初期について説明しています。インフルエンザにかかると、急激に高熱が出る、体の節々が痛くなる、全身の倦怠感、体に悪寒がする、など4つの初期症状が現れます。また、インフルエンザと風邪の症状の違いも説明しています。卵アレルギーの人は予防接種後の副作用でアナフィラキシー反応を起こす場合があるそうです。
- 急激に高熱が出る
- 体の節々が痛くなる
- 全身の倦怠感
- 体に悪寒がする
- インフルエンザと風邪の症状の違い
急激に高熱が出る
インフルエンザに感染すると、1日で急激に38度~40度程度の高熱を発します。そして、高熱は3日~7日間ほど続き、一般的に体力がある大人の場合は、一週間ほどで自然に回復します。
体の節々が痛くなる
インフルエンザに感染すると、関節痛や体の節々が痛くなりますが、これは、インフルエンザのウイルスが体内に入り込むことで、白血球が反応し、そのウイルスを退治するために、プロスタグランジンという物質を分泌するからだそうです。
しかし。この物質を分泌する時に痛みを伴うために、関節痛などがおこるそうです。
プロスタグランジンとは
プロスタグランジンは、体の中の組織や器官などに存在するホルモンで、筋肉の収縮作用や血圧低下作用など人体とって様々な働きする。現在では、人工的に特定の作用に効果があるプロスタグランジン製剤が作られるようになった。
全身の倦怠感
インフルエンザに感染すると、関節痛と共に早期から全身に倦怠感を感じ、その症状が強いことが特徴だそうです。
体に悪寒がする
インフルエンザに感染すると、体内に侵入したウイルスと戦うために体内の温度を上げるので、毛穴を閉じて熱が逃げないようにするそうでうす。このため、体の表面の温度が下がり、悪寒を感じるそうです。
インフルエンザと風邪の症状の違い
インフルエンザと風邪の症状の違いは、風邪は一年を通じて発症しますが、インフルエンザは、季節性で例年11月頃から流行しだし、1~3月頃にピークを迎えます。
また、風邪の症状は、発熱もそれほど高くなく、発症後の経過も徐々に、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、のどの痛みなどの症状が悪化しますが、インフルエンザの場合は、急激に高熱を発し、症状も、全身の倦怠感、関節痛などが3日~7日ほど続き、自然に回復するのが特徴です。
インフルエンザの予防接種の副作用は?
インフルエンザの予防接種の副作用は、発熱、頭痛、全身のだるさなどがありますが、ほとんどの場合は2~3日で治まるそうです。ですが、注射の跡が通常より赤く大きく腫れあがった場合は、ワクチンに対して過剰にアレルギー反応を起こしている危険があるので、直ぐに医師の診断を受けた方が良いそうです。
アナフィラキシー反応を起こす場合も
インフルエンザの予防接種後に、呼吸が苦しくなったり、意識が遠のいたりした場合は、アレルギー反応のアナフィラキシー反応を起こしている可能性があるそうです。そして、特に卵アレルギーの人は、インフルエンザのワクチンには卵のタンパク質の成分が含まれているので、予防接種を受ける際は医師と相談した方が良いそうです。
まとめ
インフルエンザの初期症状は、まず、急激な40度くらいの高熱が出ることが特徴のようですね。また、卵アレルギーの人は、アナフィラキシー反応を起こす場合があるようなので予防接種の前に医師と相談した方が良いですね。
管理人も何度がインフルエンザのウイルスに感染した経験がありますが、実際に40度以上の高熱が出ると、寝ていても意識がもうろうとして、夢と現実が分からないほどの感覚になりました。
また、筋肉痛や倦怠感も酷く、本当に辛いので、早めに予防接種を受けたり、流行する時期には、人ゴミを出来るだけ避けて予防した方が良いですね。