コレステロールと食事は関係ないの?脂っこいものを食べても良いの?
コレステロールと食事は関係ないのか説明しています。食事のコレステロール制限は必要ないそうです。また、アメリカに続き日本でもコレステロールの目安の基準がなくなるようです。そして、好きなだけ脂っこいものを食べても良いのか説明し、最後に、コレステロール値を下げる方法も紹介しています。
食事のコレステロール制限は必要ない
2015年にアメリカ政府の食生活ガイドライン委員会が報告書で「コレステロールの摂取制限は必要ない」と発表したそうです。
そして、この報告書によると、血中コレステロールは、ほとんどが肝臓で作られるため、食物による関連性はないということだそうです。なので、これまでは1日300mg以下だったコレステロール摂取の目安を廃止したそうです。
日本でもコレステロールの目安の基準がなくなる
2015年にアメリカ政府の発表を受けて、日本でも2016年から厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」のコレステロールの目安の基準が廃止されるそうです。
しかし、これは正常なコレステロール値の人の場合で、コレステロールには、善玉と悪玉があり、善玉が140以下の正常な人の場合は、コレステロール値を気にせずに食事をしても構いませんが、悪玉が140~180などのコレステロール値が高い人は、医師に相談した方が良いそうです。
好きなだけ脂っこいものを食べても良いの?
コレステロールで注意することは、動物性の脂の「飽和脂肪酸」と「トランス脂肪酸」だそうです。なのでラードやバターなどは、体内で処理しづらいために、コレステロール値が上がりやすいそうです。
なのでコレステロールの目安の基準がなくなったからと言って、好きなだけ脂っこいものを食べて良いわけではなく、あくまで全体のカロリーバランスを考えて食べることが大事だそうです。
コレステロール値を下げるにはどうするの?
コレステロール値を下げるには、軽い運動や食物繊維を多く摂ることで効果があるそうです。
1日に30分ほどウォーキングをする
体内で作られたコレステロール値を下げるには、適度な運動をすることで、肝臓で作られるコレステロールの量を下げることができるそうです。
これにはウォーキングなどの軽い運動が最適で、1日に30分ほど軽くウォーキングをすることで、コレステロール値が下がってくるそうです。
食物繊維を摂りコレステロール合成量を減らす
食物繊維には、水に溶ける水溶性のものと、水に溶けない不溶性のものがあり、水溶性食物繊維にはコレステロール値を下げる効果があるそうです。
なので、水溶性食物繊維を多く含む、野菜のゴボウ、さつまいも、にんじん、海藻類の昆布、わかめ、もずく、果物のりんご、バナナ、レモンなどを食事に取り入れると良いそうです。
まとめ
コレステロールと食事の関係は、アメリカ政府の機関の発表によると血中コレステロールは、ほとんどが肝臓で作られているため、食事との関連性はないということが分かったそうですね。
しかし、コレステロールで注意することは、動物性の脂なので、バターやラードなどを摂りすぎると、体内で処理しづらいため、どんどんコレステロール値が上がるようなので、あくまでカロリーバランスの取れた食事を摂るように心がけたいですね。
そして、コレステロール値を下げるには、ウォーキングなどの軽い運動や、水溶性植物繊維を摂ることで下がるようなので、積極的に摂るようにしたいですね。
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