針供養の東京のお寺の2021年の日程は?浅草寺の針供養の由来は?
針供養の東京のお寺の2021年の日程を紹介しています。
また、浅草寺の針供養の由来を紹介し、豆腐やコンニャクに折れた針を刺して供養することも説明しています。
また、針供養のそもそもの由来と現在の針供養の状況も説明し、最後に、草寺以外で行われる主な東京の針供養のお寺を4つ紹介しています。
針供養の東京のお寺の2021年の日程は?
針供養の東京の日程は、2月8日、あるいは12月8日のどちらかに行なわれるそうです。
また、関東地方ないし東北地方の一部では両方の日に行われる地域も見受けられますが、多くの場合は、いずれかどちらかの日に開催されるそうです。
そして、関東地方の場合は、2月8日、関西地方もしくは九州地方ならば12月8日に行われることがが殆どのようです。
しかし、だからといって地域によっては必ず日時が決定されているとは限らないそうです。
浅草寺(せんそうじ)の針供養の由来は?
針供養:2月8日
浅草寺の、淡島堂に祭ってある神様というのは「少彦名命」といわれていて、虚空蔵菩薩を本地仏としているそうですが、針供養の進歩においては江戸時代の淡島願人の唱導(「波利賽女の説話」)が多大な影響を与えたと考えられるそうです。
その説によると、「何よりも女性の病を癒し、女性の持つ苦しみを救済してくれる」と言われていたからだそうです。
少彦名命(すくなびこなのみこと)とは、神の国からおとずれるとされる小さな神の事で、大国主神(おおくにぬしのかみ)と一緒に国作りを行ったと言われている。
虚空蔵(きょくうぞう)とは、宇宙のような無限の知恵と慈悲が収まっている蔵(貯蔵庫)を意味し、人々の願えを叶えるために蔵から取り出して知恵や記憶力、知識を与えてくれるとされている。
淡島願人(あわしまがんにん)とは、江戸中期に存在した、乞食坊主で、神棚を担いで針供養の説を各地に広めた。
アクセス
所在地:東京都台東区浅草2丁目3-1
●電車
東武スカイツリーライン:浅草駅より徒歩5分
東京メトロ銀座線:浅草駅より徒歩5分
つくばエクスプレス:浅草駅より徒歩5分
都営地下鉄浅草線:浅草駅A4出口より徒歩5分
●バス
都営バス
京成タウンバス
台東区循環バスめぐりん
●駐車場
※浅草寺には駐車場無し。台東区雷門地下駐車場か、周辺の駐車場を利用。
●周辺の駐車場の地図
針供養の起源は昔の中国の慣習?
針供養の由来として、中国には、「針線(針と糸の仕事)を止む」と言われている昔ながらの慣習があったとされていて、そのことが理由で、日本に伝えられたという説もあるそうです。
また、平安時代になると清和天皇より針供養の堂が法輪寺に建立されていたことからも、9世紀後半になると日本にも僅かな地域で針供養の習わしがあったということは確かだと考えられるそうです。
現在の針供養の状況は?
現在の針供養の状況は、自宅で針仕事を行なうケースが減少し、家事作業においての感謝や祈願の意味として行なわれるという事はあまりなくなったようですが、服飾関連のフィールドにとってはまだまだ存在意義があり、和裁または洋裁の教育組織や企業間では今もって催されているそうです。
豆腐やコンニャクに折れた針を刺して供養する
かつては針供養の日になると、ご家庭の針仕事は勿論のこと、針使う仕事の人までもが針を休め、針箱の手入れと補修をしていたそうです。
そして、針に対するお礼と裁縫上達の祈りをこめて、やわらかい豆腐とかコンニャクに古針・折れ曲がった針を突き刺して供養をしていたそうです。
浅草寺以外で行われる主な東京の針供養のお寺は?
浅草寺以外で針供養の行われる東京のお寺は主に以下の4つのお寺だそうです。
- 鐡砲洲稲荷神社(てっぽうずいなりじんじゃ)
- 正受院(しょうじゅいん)
- 森厳院(しんがんじ)
- 雲龍寺(うんりゅうじ)
鐡砲洲稲荷神社(てっぽうずいなりじんじゃ)
針供養:2月8日
アクセス
所在地:東京都中央区湊1-6-7
●電車
JR京葉線・東京メトロ日比谷線「八丁堀」駅より徒歩5分
東京メトロ有楽町線「新富町」駅より徒歩10分
都営バス東15(東京駅八重洲口~深川車庫)「鉄砲洲」下車すぐ
中央区コミュニティバス江戸バス(南循環)「⑧鉄砲洲」下車すぐ
正受院(しょうじゅいん)
針供養:2月8日
アクセス
所在地:新宿区新宿2-15-20、地下鉄・新宿御苑前
●電車
新宿三丁目駅 C7 徒歩4分
新宿御苑駅 1 徒歩6分
新宿 (東京メトロ) B12 (北側)] 10分
森厳院(しんがんじ)
針供養:2月8日
アクセス
所在地:東京都世田谷区代沢3-27-1
●電車
小田急線・京王井の頭線「下北沢駅」より徒歩約8分
雲龍寺(うんりゅうじ)
針供養:12月8日
アクセス
所在地:東京都八王子市山田町1688-2
●電車
京王高尾線「山田駅」より徒歩6分。
まとめ
針供養の東京の日程は、2月8日、あるいは12月8日に行われるようですね。全国的な傾向は、関東が2月8で関西や九州では、12月8日行われるようですね。ですが、地域によっては、例外的な場合もあるそうなので、ご自分の地域のお寺のホームページを確認されることをおすすめします。